皆様からの投稿

地元建設会社と官公署/土のう積みで「防災プロ」の技披露
地元主催の「防災」運動会に参加
愛知県海部建設事務所 浅野守彦

好天となった5月26日(日)の朝、場所は愛知県海部郡蟹江町新蟹江小学校のグラウンド。新蟹江学区防災運動会の開幕です。

「防災運動会」とは聞きなれない行事ですが、参加者に楽しみながら防災意識を高めてもらうことが目的です。

プログラムを見ると、「『火事だー』大声競争」「防災○×クイズ」など、楽しそうな競技名が並んでいます。参加者は小学生、幼稚園児、そのお父さん、お母さん、そして、おじいちゃん、おばあちゃん(失礼!)まで年齢もさまざまです。

町長さんや校長先生のごあいさつのあと、競技が始まりました。簡易担架搬送リレーでは7町内会が各々担架を組み立て、安全に人を運びます(急ぐあまり、けが人役の小学生が担架から落ちるハプニングもありました)。

「いっしょにひなんしよう」は、園児が親子で手をつないでのかけっこです。バケツリレーでは、各町内会が早く正確に水を受け渡すチームワークが発揮されました。どの競技も参加者の笑顔が印象的でした。

聞けば、防災運動会は町内会と地元建設会社が相談して企画を練り上げ、2年前に始まったそうで、今年が3回目とのことです。防災の行事といえば、避難訓練とかAED使用法講習など硬い内容がほとんどで、役員さんが動員されて開かれている例が多いと思います。

この防災運動会のように町内の多くの方々が参加する行事は少ないのではないでしょうか。日頃、大規模地震の予測結果など災害に関する報道が多い昨今、地域住民が交流する中で、防災に対する意識や共助の意識が向上することはたいへん有意義なことです。

会場では「防災・減災の会」による身近な家庭用防災グッズの紹介、国土交通省庄内川河川事務所によるポンプ車の展示も行われました。

また、地元建設会社5社と官公署3機関が参加する土のう積み競争では、土のうに砂を詰めて積み上げていく手際よい作業を参加者にご覧いただき、海抜ゼロメートル地帯であるこの地域で水害から地域を守る「防災プロ」の役割が少しでもご理解いただけたのではないかと思います。

皆さんも地元といっしょになって防災運動会を企画されてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、当事務所も土のう積み競争に出場し、土のう積みの速さを競いました。昨年は「速さでは及ばなかったが、出来形の美しさを含めた総合評価ならいい線だった」と負け惜しみをいっていましたが、今回は雪辱(せつじょく)を果たそうと、精鋭部隊を組織し、練習もして万全な態勢? で乗り込みました。……が、やはり本業の方々にはかないません。成績? それは内緒です。

(防災運動会の主催は学区内の7町内会はじめPTA、子供会、長寿会など地元の各種団体で、町内の建設会社5社が防災・減災の会とともに協賛団体となっています)