東京都若手経営者の会20周年記念事業in京都

東京都若手経営者の会会長
成友興業(株)代表取締役細沼順人

東京都若手経営者の会は、今年で設立20周年を迎えました。設立当時は会員数も多く、若くて元気な仲間の集まりでしたが、いつのまにか会員数も減り、仲間も高齢化しています。そんな中、何か元気の出ることをやろうと思案中に、昨年の全中建若手経営者懇談会で知り合った天親社長から、全中建京都の事業である「座論こんすとらくしょん2in京都」へのお誘いをいただき、今回の研修旅行を計画いたしました。

9名の参加者と共に晩秋の京都駅に降り立ち、井藤事務局長のお出迎えを受け、「平成の京町家コンソーシアム」に向かいました。そこで環境モデル都市である京都の省エネで木の文化を大切にする建築作品事例を拝見し、その後、「座論こんすとらくしょん2in京都」の会場である「平野の家わざ永々棟」へ。薄茶のお点前(てまえ)をいただき、建物見学と数寄屋(すきや)造りの説明ならびに胡弓(こきゅう)と筑前琵琶(ちくぜんびわ)の演奏を聴き、参加者一同、雅みやびな気分を堪能させていただきました。

懇親会では、全中建京都若手経営者の会・坂田会長の乾杯により和やかにお酒が進み、各地域の建設業界の現状を語り合いました。会話の中で特に印象的だったのは、東京は活気があると京都の皆さんに思われていることです。しかしながら、(社)東京都中小建設業協会は450社いた会員数が3分の1以下に減り、競争の中でさらに減り続けている状況をお話しさせていただきました。また、京都では寺社仏閣の工事においてもダンピング受注があるとうかがい、万が一清水寺で崩落事故でもおきれば、大惨事になるし、歴史文化の大損失であると思いました。

今回の研修旅行を通じて、地域建設業界を何とかしたいとの思いは皆同じで、同じ時代に同じ目標に向かっていく仲間とじっくり懇親を深められたのは実に有意義であり、元気をいただきました。

最後になりますが、全中建京都の山田理事長はじめ皆様、本当に有難うございました。次回は東京でお待ちしております。