指定席

建設業の復活と再生をめざして
(社)全国中小建設業協会理事
(株)榎並工務店代表取締役榎並靖博

新しい年を迎えるに当たり、過ぎた月日の反省と来たる年がどのような1年になるのか?思いめぐらす時期になりました(私自身、50代の半ばを過ぎる年齢になったことも影響しているのでしょうが……)。
占いや宗教などにこだわるわけではありませんが、干支(えと)について毎年調べてみたりしているので、記してみたいと思います。

平成25年の十二支は俗にいう「巳(み)」年ですが、干支(かんし)では「癸巳(みずのと・み)」にあたり、六十干支の30番目になるそうです。

「癸」は十支の10番目で「水のと(みずのと)」が起因で水性の陰に当たり、雨露、沼沢、小川を象徴するそうです。

「癸」の字は「揆(はかる)」の意味で、植物の内部にできた種子が大きさを計れるまでになった状態を表しているそうです。

これらのことから、癸の年は、原理原則を立てて順序に沿って企(くわだ)てを一致協力して実践していくのに相応(ふさわ)しい時であるが、一旦これを間違えると、一揆や騒乱を招くことになる重要な年回りであると記されていました。

一方、「巳」は十二支の6番目で火性の陰に当たり、「止む」の意味もありますが、草木の生長が極限に達して次の生命がつくり始められる状態を表しているそうです。

また、蛇が冬眠から目覚めて地上に這(は)い出す姿を表しているともいわれ、起きる、始まる、定まるなどの意味にもとらえられるそうです。

「巳」の特徴は探究心と情熱とされ、蛇は執念深いとされますが、恩を忘れず助けてくれた人には恩返しをするともいわれます。加えて蛇は脱皮することから、「復活と再生」を連想させるとも記されていました。

取り巻く環境がまだまだ厳しい建設業の復活と再生をめざして、企てを実践していくためにも、自身がもっともっと研鑽(けんさん)を積まなければならないとの思いを強くもって、この1年チャレンジしたいと思います。