皆さまからの投稿

大地震は必ずやって来る!
防災無線を活用した情報収集訓練
(社)愛知県土木研究会災害・安全衛生対策委員長豊橋建設工業(株)代表取締役河合正純

「大地震は必ずやって来る!」。東海・東南海・南海地震の発生が予想される東海地方では、いざというときに備えた対応が求められています。東日本大震災では通信網が寸断され、被害の状況がつかめず、速やかな対応に支障をきたすといった問題点が浮き彫りになりました。こうした点を踏まえて、(社)愛知県土木研究会では、去る8月23日に愛知県建設部の協力のもと、本年度の防災訓練を行いました。

現在、愛知県建設部の各出先建設事務所から、防災協定を締結している会社に対し、防災無線の貸与が行われております。今回は、駿河湾沖の海底でマグニチュード8.0、最大震度6強の海溝型地震が発生し、一般的な通信手段が途絶えたとの想定で、当研究会所属の会社に貸与されている防災無線を活用した情報収集訓練を行いました。

愛知県庁↓研究会本部↓研究会各支部の順に防災無線などで災害への対応可能な会社数と従業員数、使用可能な重機と資材についての調査依頼を行い、各支部より逆の経路で結果を報告しました。同時に各支部と各出先建設事務所との通信訓練も行いました。

訓練の結果として、通信障害時でも各支部間、また行政とも直接連絡手段が確保できることは非常に大きな意義があることだと確認できました。また、参加した会社からは、普段は貸与された無線を使う機会がないので、訓練は無線の操作を習熟するよい機会となったとの声が聞かれました。一方、課題として各地域の電波状況を把握しておくこと、連絡体制の充実を図ることなどが挙げられます。

最後に、訓練に立ち会っていただいた愛知県建設部建設企画課の担当者からも有意義な訓練であったとの感想と今後の協力体制への期待を寄せていただきました。