評議員会/「選挙に強い組織」を改めて強調

津波被害の恐ろしさ追体験

平成23年度評議員会は、3月6日午後3時半から東京ステーションコンファレンスで開催された。

会議は岡本弘会長が挨拶した後、議事として(1)各委員会の主要実施事項(2)23年度事業実施状況(3)東日本大震災による被災地への視察結果などを報告した。また、議事に引き続き、谷口博昭芝浦工業大学大学院教授(元国交省事務次官)が「復旧・復興から日本再生へ」をテーマに記念講演を行った。
会議の冒頭、岡本会長は次のように挨拶した。

「東日本大震災の発生からまもなく1年になろうとしているが、全中建としては皆さんの協力を得て、被災地の会員に見舞金を贈ったものの、それ以降これといった支援は行っていない。本格的な復興事業が始まると思われるが、全中建として支援策として何ができるのかを検討したい。10年以上にわたり公共事業予算の削減が続き、その結果、地方経済が疲弊し、地方の建設業者は崖っぷちに立たされている。安全・安心な国土づくりに不可欠な地元の建設業者が減少し、災害対応の空白地帯が生じている。地域の建設業の生き残りを図り、地域経済を守るため、公共事業予算の確保を訴えていきたい。そのためには、全中建を選挙に強い組織にしないといけない。強い団体となるように頑張りたい。全中建への力強い支援をお願いしたい」

続いて議事に移り、各委員会委員長から活動報告が行われた(3面掲載)。

この後、委員会活動以外に全中建として実施した要望活動、情報・資料の提供等の活動報告と東日本大震災による被災地への視察についての報告がそれぞれ行われた。

被災地視察については豊田剛広報委員長から報告したが、その中で、東北地方整備局釜石港湾事務所が発災当日の模様を撮影したDVDを上映、津波被害の恐ろしさを追体験した。

同日は評議員会終了後、脇雅史参院議員、佐藤信秋参院議員秘書の安和博氏、国交省の幹部を来賓に招いて懇親会を開催した。