皆さまからの投稿

座論京都こんすとらくしょん
洛南建設株式会社代表取締役
全中建京都・若手経営者の会
会長坂田晃啓

次代を担う全中建京都・若手経営者の会のメンバーが伝統文化や歴史に対する見識を高め、日本や京都、建設業の在り方を見つめ直すため、平成23年12月6日に「座論京都こんすとらくしょん」を開催しました。今回の企画は、若手経営者の会の紅一点、京都サンダー(株)の天親恭子会員によるもので、関係各方面の協力を得て実現することができました。

会場の「平野の家・わざ永々棟」は大正末期の木造建築で、全中建京都会員の山本興業(株)の棟梁・山本隆章社長が「多くの日本建築が取り壊されていく中で、少しでも伝統的な大工の技術を残したい」との思いから永い時間をかけて修復され、現在は講演会や展示会の会場として利用されているものです。今回は全中建京都・若手経営者の会の企画ならばということで、快く会場をご提供いただきました。

まず、茶道体験をしました。薄茶を点たてる亭主の指導のもと、一連の作法を学び、薄茶と和菓子を楽しみました。次に古典芸能講座として大蔵流狂言師の網谷正美氏による、源平合戦で舟上に掲げる扇を那須与一が射抜く場面「那須の語り」が演じられました。続く歴史講座では、歴史小説家の高野澄氏が「京都の謎古都京都の歴史こぼれ話」と題して、織田信長ゆかりの建勲神社創建など、京都にまつわる歴史をご紹介いただきました。会員にとってほとんどが初めての経験、いや、すべてと言っても過言ではありませんでした。

勉強会のあとは、京料理を楽しみながら親交を深めるひとときとなりました。会員はそれぞれ、地元京都の建設業に対する熱き想い、また、普段は味わえない経験への戸惑い、驚き、そして感動を語り合いました。

最後に、全中建京都の山田孝司理事長から「失敗を恐れずチャレンジしてこそ、新たな何かが生まれる。この『座論京都こんすとらくしょん』が実現に漕ぎつけたことを明日への糧として、さらに前進してほしい」との祝辞が贈られました。これからも伝統を重んじつつ、若手らしく新たな挑戦をしていこうと思っています。