一致団結して窮状打開へ頑張ろう

通常総会における岡本弘会長の挨拶(要旨)

本日は、全国各地から大勢の会員の皆様に、ご参加いただきまして、通常総会が盛大に開催できますことを、心から感謝申し上げます。

また、公務ご多忙の中を、ご臨席賜りましたご来賓の国土交通大臣(代理として谷脇建設業課長が出席)並びに、政務ご多忙の中、参議院議員の脇先生、佐藤先生にご臨席いただいており、会員を代表いたしまして心から厚く御礼申し上げます。

ところで、本年3月11日に発生いたしました東日本大震災により、甚大な被害を受けられました地域の皆様方に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。

私ども全中建としましては、全国の会員の皆様方の温かいご協力を得まして、ご苦労されておられます被災地域の会員団体に対しまして、お見舞金をお送りさせていただいたところであります。

また、長年にわたり建設業者として地域の雇用を守り、地域経済を支えるとともに、災害時にあっては、地域住民の先頭に立って安全・安心を守るなど、大きな役割を果たしておられる皆様のご功績に対し、会長表彰をさせていただきます。受賞される皆さまには、心からお祝いを申し上げます。

さて、わが国の経済は、一向に景気回復の兆しが見えず、国民の雇用不安は一層拡大しており、また、今回の地震・津波災害とこれに伴う原発の被害などを考えますと、今後さらに厳しい局面を迎えることが懸念されるところであります。

特に、建設業界は、これまで10年以上にわたり公共事業予算の削減が続き、さらには民間建設投資についても年々減少しており、平成22年度の建設投資全体では、ピーク時の84兆円から半分以下の40兆円を割るところまできており、極めて厳しい環境にあります。

さらに、近年ダム建設の見直しを始め、公共工事の大幅な縮減がなされており、さらに今回の大震災からの復興に係る財源の確保など、公共事業予算がますます逼迫するものと考えられ、公共事業への依存度の高い中小建設業者は、なおさら厳しい危機的な状況に追い込まれております。

このような大変な時代ではありますが、国民にとって本当に必要な公共事業費の確保を図り、災害時にあっては、地域住民の先頭に立ち、安全・安心を守るなど、全中建として一致団結して、この苦境を乗り越え、中小建設業界の健全な発展が図られるよう努力して参りたいと考えているところであります。

全中建といたしましては、会員の皆様とともに国民生活に密着した「社会に奉仕する力強い地場産業を目指して」この窮状打開に頑張ろうではありませんか。

ご出席の皆様におかれましては、全中建に対するなお一層のご支援・ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。