地域活力向上へ 全中建に期待

大畠章宏国土交通大臣の祝辞(要旨)

3月の東日本大震災により、不幸にも甚大な被害が発生し、多くの方々が被災されました。被災された方々に対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

国土交通省といたしましても、応急仮設住宅の供給促進や各種インフラの復旧等、全力を挙げて進めております。今後とも被災地の復旧・復興と被災者の生活の安全のため、さまざまな施策に取り組んでまいる所存です。

建設産業は、わが国の基幹産業として、国民生活の向上や経済社会の発展に貢献してまいりました。さらに今般の震災においては、建設産業の皆様は、真っ先に現場に駆けつけ、正に最前線において業務に従事しております。こうした姿に、建設業が国民生活に不可欠であることがこれまで以上に強く認識されているところです。今後は、被災地における復興や社会資本の整備が急務となりますが、皆様におかれましては、建設産業に期待されている社会的役割に応えていただくようお願いしたいと存じます。

建設産業を取り巻く状況は、ここ数年一段と厳しさを増しております。このような現状を踏まえ、建設業の今後のあり方、特に地域建設業の再生について検討するため、昨年12月に、「建設産業戦略会議」を設置し、現在、具体策の策定に向けて議論を進めているところです。

貴協会は、全国に会員各位を有する団体として、国民の多様なニーズに応えつつ、建設技術の向上、業界の健全な発展のため、永きにわたり重要な役割を果たしてこられましたが、中小建設業を取り巻く現在の厳しい環境においては、貴協会の果たす役割は引き続き非常に大きいと考えております。

今後とも、地域の活力の向上のため、全国の中小建設業者を取りまとめる団体としてご尽力お願い申し上げますとともに、国土交通省としても、将来に向けて共に手を携え、様々な問題に取り組んでまいりたいと思います。