23年度災害防止対策

重点事項定め活動展開

全国中小建設業協会は3月3日、「平成23年度災害防止対策」を決定した。この対策は、安全衛生委員会がまとめた案を3日に開かれた理事会で承認されたもの。

決定した対策は労働災害の防止と安全の確保を図ることを目標に、23年度も「重点事項」と「努力目標」を定めて諸活動を展開するとしている。

平成23年度災害防止対策は次のとおり。

1重点事項

(1)経営者(社長、代表者)の安全意識の高揚
経営者対象の安全講習会及び計画的なパトロールの実施

(2)下請専門業者の職長に対する指導力向上のための教育
安全講習会等に職長の受講の徹底を図る

(3)建築物の解体作業などで発生するアスベスト(石綿)対策の強化
(イ)周知の徹底について
機関紙等を通じて関係情報を提供し、義務付け事項の周知の徹底を図る
(ロ)対応の徹底について
建設業労働災害防止協会等が実施する特別教育への参加を促すとともに、会員団体が建設業労働災害防止協会等に依頼して行う特別教育への参加を促す
(ハ)処理の徹底について
全国のアスベスト処理施設に関する情報提供を会員団体に行うとともに、全中建のホームページに掲載する

(4)建築物解体の安全確保・安全確認の徹底を図る
元請現場代理人の安全講習会の実施

(5)職長に対するリスクアセスメントの推進
①事業主責任を果たす自主的安全管理の周知徹底
②統括安全衛生責任者を対象としたリスクアセスメント研修の実施

2努力目標
(1)①戸建住宅等、低層建築物の足場先行工法の推進
②手すり先行足場組立工法の推進
③土止め先行工法の推進
(2)①安全施工サイクル運動の推進
②現場ごとにテーマを決めた自主的安全管理運動の推進