新刊紹介

『公共事業が日本を救う』
藤井聡著

深刻なデフレに悩まされている今こそ、政府は財政再建に固執することなく、さらに国債を発行しながら財政出動を展開していくべき――と筆者は指摘する。土木工学の専門家である筆者が、公共事業費が多いとする経済学者、マスコミの考えを論破し、公共事業を中心とする財政出動を主張する。

文藝春秋社から文春新書として発売された「公共事業が日本を救う」と題する本書は、そうした筆者の主張が縦横に繰り広げられており、公共事業を悪者扱いする風潮に怒りを抑えきれない向きには、大いに賛同させられる書である。

新書版・255頁/定価・872円(税込)/発行所・㈱文藝春秋社/問合せ先・文藝春秋文春新書編集部/電話・03―3265―1211